つまらない話 20240906
私は『ヒストリエ』というマンガを読んでいるのですが、皆さんはご存知でしょうか。『寄生獣』の作者である岩井均先生が書いているマンガです。アレクサンドロス大王の書記官が主人公の物語のため、舞台が哲学が盛んな古代ギリシアです。だからでしょうか、「人の心が宿っているのは心臓か脳か」ということについて考える話が挟まっています。皆さんはどう思いますか?
ほとんどの人は脳と答えるでしょう。確かに脳には神経が詰まっており、感情や記憶の処理、思考は脳が担当しています。誰もが知っていることです。しかし、心臓についても面白い話があります。心臓を移植された人が元の心臓の持ち主の記憶や性格、嗜好を引き継ぐことがあるらしいです。この現象については否定的な意見もありますが、「記憶転移」と呼ばれているようです。ハートマークも心臓の形ですし、心臓は「心」の「臓」器ですからね。「心に手を当てろ」などと言われれば無意識に胸に手を当てる人は多いはずです。また、腸が「第二の脳」と呼ばれることもあります。腸には脳に次いで神経細胞が多く、多くのホルモンも腸で作られます。例えば「幸せホルモン」と呼ばれているセロトニンの場合ですと98%は腸で作られるのです。また、これはマウスの実験ですが、2匹のマウスの腸内細菌を入れ替えると性格も入れ替わるという実験も存在します。「腹がたつ」など腹に関する慣用句が多いのも気になる所です。
では、「心」はどこに宿っているのでしょう? そんなこと分かる訳ないですが私は体全体だと思います。体の中にある様々な臓器(脳を含む)などは神経やホルモンを介して様々なやり取りをしあっているからです。髪の毛や爪にまで心が宿っているとは思いませんが、「心」は脳だけによって管理されているとは思っていません。
という訳で筋肉も心に大事なのです。筋トレをすると脳に良いホルモンが出ます。
残念ながら、最近は大腸の炎症がひどくなったせいで食事量が減り、筋トレが出来てないです。症状が良くなったら再開しようと思っています。
以上。
保守派②「協議の結果、筋トレについては大筋が決まりました。では本題に入りましょう。『留年の悪魔』、その討伐について——」